試合を観る絶対数が減ったのも大きいんかなあ

ぼくらが子供の頃は、嫌ってほどほぼ毎日野球中継がありました。

嫌ってほど巨人戦ばかりで、嫌ってほど延長し、

嫌ってほどレギュラー番組を潰されてましたが(苦笑い)、

それでもまあ別に野球自体は好きだったし、

巨人びいきの放送で巨人が負けるのを観るのはココロヨカッタし(笑)、

観戦することは多かった。

それでルールは覚えるし、プレーも覚えるし、

選手にあこがれ、自分でもボールを投げるようになる。

というより観ないとルールもプレーも覚えられない。

ぼくは少年野球にも入ってなかったのに加え

(親が大変だからイヤというのが主な理由(笑))、

ご他聞に漏れずバット振り回してデカいヒットを打てる広場もなかったので、

キャッチボールに毛が生えた程度のことしかできませんでした。

それでもたまに友達が数人集まれば

「タッチアップ中継プレーごっこ」とか、

金網があるところで「フェンスによじ登ってホームランボールキャッチごっこ」とか、

ピンポイントにマニアックなことをして遊んでました(笑)。

だけどそれも、プロ野球中継を「観て」覚えたものばかりで、

そういうのがなければごく自然に野球に興味が行かなくなるのも当然なんでしょう。

ケーブルとか有料チャンネルでは今でもふんだんに野球中継はやっているけど、

昔の地上波のように一強ではなく、サッカー、バスケ、ラグビー、

卓球にバドミントン、ゴルフにレースに自転車と

他のスポーツも同様にやっていて、野球もたくさんある選択肢の一つでしかない。

そうなれば「入り口」からバラけるのも当然だものなあ。 

0コメント

  • 1000 / 1000