イオクが生き残って次代のリーダーってオチかもしれないなあ(笑) 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第47話(二期22話)「生け贄」感想

ネタバレ入ります。

■「まだあわてる時間帯じゃない」byマッキー(笑)

今回も前回に続いて敗走のお話。

戦力がないとどうしようもないから、

火星支部のを無理矢理ぶん捕っちゃうかなと思ってたんだけど、

そうはしなかったな。

マッキーの真意がイマイチ見えない。

これまでの経緯を見ても、

何か策があるように見えてじつは何もないっていうのがマッキーのパターンだから、

やはり何もないのかもしれない(苦笑い)。

だとするとまったく光明が見えないけど、

そんな状況であれだけいつも通り平静でいられるのは、

政治家、リーダー、軍司令官として立派な資質だな。

難局でもデンと構えて座ってる親分を見れば、

子分たちも安心できるからね。

その意味ではオルガはオタオタしすぎか(笑)。

もっともオルガとマクギリスでは、

部下に対する心情がまったく違うし、目的も違うからな。

■イオクが次世代ギャラルホルンのリーダーになるのかもしれない(笑)

しかしぼくの中ではここまで数ヶ月ずっと、

最終的にマクギリスが勝つことを前提にしてたんだけど、

考えてみればそうとも限らないのか。

むしろラスボスなんだから、

最後は負けて終わりというのが普通で、

一期からの所業を見てみれば、

死んでくれないと視聴者が許さないってところもあるかもね(汗)。

でもだからといってラスタルが最後の勝者として君臨するのも、

ちょっと違う気もする。

マッキーも死に、ラスタルも死ぬ。

ついでにガエリオもなんとなく死んじゃうかもしれない(苦笑い)。

そして残ったセブンスターズのお歴々は年寄りばかりとなると、

結局イオク様がギャラルホルンの次代のリーダーってことになるのか?(笑)

出番の減少にともなって、

名瀬の兄貴たちを殺した頃はザックリ立っていた死亡フラグも薄れてきた印象があるだけに、

これは万が一があるか?(笑)

でもさすがにこれも視聴者が許さないかなー(笑)。

■分裂時代の到来で、ホントにオルガが火星の王になる?

しかしマッキーもラスタルも共倒れになり、

ギャラルホルンを指導してゆく人間がいなくなるとすれば、

これは結局、地球各地の国々が独立し、

またぞろ分裂時代が到来するオチになるのかもしれない。

そうなると遠隔統治する余裕もなくなるため、

なし崩しに火星も独立することができ、

生き残った最大武力集団・鉄華団が統治権を得て、

そのトップであるオルガが本当に「火星の王」になっちゃう可能性もあるな。

■バエルに月光蝶的な何かがあれば…

今回は最後、当座の資金も得られ、

蒔苗さんの力を借りて公的に別人になり、

ギャラルホルンの追跡をかわして生き残るという希望が出てきたけど、

それもこれもラスタルの包囲網がすべて無にしてしまった。

資金があっても使う暇はなくなり(MSの修理もできない)、

蒔苗への連絡も取れずだもんね。

つまり新たな希望を達成するには、

傷だらけの乏しい戦力で完全装備のアリアンロッド部隊の包囲網を突破し、

さらに追撃もかわして地球までたどり着かなければならない。

それはほぼ不可能だし、

仮にできたとしてもどれだけの団員が死ぬことになるか。

全滅しなければ御の字というほどの絶望的状況だ。

こうなるとむしろ、

初志を貫徹して戦うのを選ぶ方がまだマシかもしれん。

が、こっちはこっちで絶望的か。

唯一の勝機はバルバトスとバエルで一点突破してラスタルを討つことだけだろうけど、

仮にラスタルを討ち取れたにしても、

他の戦力が報復として革命軍も鉄華団も壊滅させてしまうかもしれない。

そもそもここまで状況が有利に展開してる以上、

ラスタルが前線に出てくるとは限らない。

だから完勝して一発逆転を狙うなら、

やはりラスタル軍を正面から叩き潰すしかないけども、

それができるなら最初からやってるだろうし。

あるいはバエルに月光蝶的な超兵器が搭載されていれば話は別だろうが、

それもまた、あるなら最初から使ってるだろうからねえ。

そうなるとやはり無茶をするのは三日月か…

OPでまったく体が動かなくなった三日月が出てたしなあ…

■冬に「鉄血」の薄い本を探すか?(笑)

その三日月、やはりやることやってたな(笑)。

さすが、すげえよミカは(笑)。

そこにシビレるアコガレるぅー!(笑)

そしてミカとアトラは、やはりどこか似てるというか、

どちらも基本的に、本能と思考を直結させて生きている(笑)。

クーデリアさんとしては簡単にそういうことをするわけにはいかないかもしれないが、

無事に三日月が生き残ったら抱いてもらうのもいいかもな。

SEED以来御法度になっているだけに、

そーゆー行為を匂わせる描写はまったくなかったが、

おそらく冬のコミケで二人のそーゆー場面の薄い本を作る人も結構いそうだなあ(笑)。

■脱落者数名というオルガのカリスマ性

他に行き場がないという理由もあれど、

あれだけの絶望的状況で鉄華団から抜けようというメンバーは、

ザックをはじめ数名のみ。

そのザックも決してあっさり抜けるわけでもなく、

鉄華団に染まっているのもわかった。

団の家風というのもあるだろうけど、このあたり、

やはりオルガはカリスマ性がある。

いい参謀がつけば、鉄華団の未来も明るいが…

でも今回「これからはみんなで考えよう」という話になり、

その中から軍師・参謀的な才能を発揮するメンバーが出てくるかもしれない。

もっともそのためには、どうしても知識が必要にはなるんだけど…

やっぱりどこかから「孔明」を見つけて三顧の礼で迎える方が現実的かねえ。 

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